ヤンキー先生、教育委員になる。(3月29日)

 ヤンキー先生こと義家弘介氏が、横浜市教育委員会の教育委員に選任された。横浜市議会が中田市長の教育委員の選任に対して全会一致で同意の議決を行ったからだ。
 しかし、ヤンキー先生について私を含め議員は良く知らない。なぜヤンキー先生と称せられているのか詳しいことも知らない。
 任命の同意を求めるにあたって市長から議会へ提出された資料に掲載されている経歴は、たったの三行に過ぎない。何もわからずに、市長を信用して同意をしたというのが実情だ。
 33歳では若すぎるのではないか?高校の教員の経験しかないが、小学校・中学校の教育がわかるのか?などの疑問がわいたが、不同意とする決定的な情報はない。
 横浜の教育を混乱させる危険性もあるが、逆に、何か変革するかもしれないという理由のない曖昧な期待と教育委員にしたいという市長を信用して同意をした。

 今議会ではあと二人の教育委員の任命同意をした。一人は再任のため議員も良くわかっている人物なので問題はないが、もう一人は昭和35年から30年間という長い中学校教職歴を持つ67歳の男性の方だ。この方が教員をやっていた時代と子供を囲む状況は大きく変わっている。杞憂に過ぎないかもしれないが、昔の学校現場の感覚で教育を論じられても困る。

 議会として市長が提案した教育委員の任命に対して同意をしたが、この教育委員たちがどのような教育論を持っているのか、横浜の教育をどのようにしたいのか、そのために何をやろうとしているのか、議員は誰一人として知らない。
 大事な未来を託す横浜の教育を左右する教育委員の選任の議会同意のあり方について、根本的に考え直すべきではないだろうか。