性教育(4月13日)

 神奈川県教育委員会は、先日、公立学校を対象に実施した性教育の実態調査の結果を発表した。公立42校が学習指導要領の内容を超えていたという。

 横浜市教育委員会にいただいた文部科学省の「学校における性教育の考え方、進め方」を読んでみました。
 まず驚いたのは、この文部科学省が策定している「学校における性教育の考え方、進め方」が平成11年から改定されていないということでした。青少年を取り巻く性に関する問題が深刻化している中で、現実に対応した指針が策定されていないことに文部科学省の対策の遅れを感じました。
 その内容についても、男女の結びつきについて生物科学的な内容は強調しても、深い相愛関係によって男女は結びつくことなど「性に関する心の教育」については、欠落しています。人間は、動物と同列に扱うことは出来ないのだ。
 また、『性情報に批判的な心や態度を育てる』とはいっても、その批判基準は何かを示していないなど、児童生徒が性に関して確かな判断力を養うには、十分な内容とはなっていないように思われる。

 横浜の青少年を健全に育てていくためには、国まかせではなく、衆知を集めて、横浜で現実に対応した『性教育の指針』を策定すべきではないだろうか。