ケータイを持ったサル(3月9日)

 横浜翠嵐高校の先輩で、横浜華僑総会会長である曽 徳深氏から薦められたのが、この本です。京都大学霊長類研究所の正高 信雄教授の著書です。

 今の日本の若者はサル化しつつある。サルの母子関係を手本にして、母親は、もっと子供に愛情を注ぐべきだとしたので、子供の社会性が育たなくなってしまった。『日本では、居心地の良い母子密着状態が延々と維持する』と語る。
 社会と言うのは、努力して築くものだと言う論には、感銘した。『公共の場とは、理性を用いて作りだした人工物なのだ』と語る。
 今の若者は、家の外でも家の中のように行動している。家庭と社会の区別が出来ていない。だから、電車の中で化粧をしたり、座り込んだり、ケータイで話をしたりしているのだと言う。
 やはり、しっかりと親そして社会が、子供を社会人に育てていくことを念頭において、子供に接していくことが必要なのだと思う。