ビスフェノールAは環境ホルモンか?(07月04日)

 横浜市の教育委員会では、平成11年から4年をかけて、すべての小学校からポリカーボネイト製食器を磁器製食器に変更した。これは、ポリカーボネイト製食器からビスフェノールAが溶け出すという危険性が指摘されたからだ。

 平成14年度から横浜市立大学でビスフェノールAが環境ホルモンかどうかの研究が始まった。3ヵ年かけての研究だが、いまだに環境ホルモンだという兆候は見られないという報告を先日いただいた。世界各国の研究所で同様の研究をしているが、まだビスフェノールAが環境ホルモンという明確な結果は出ていないと言う。

 この研究のために、9億円の施設整備を行った。

 多額の予算を投入しても期待した結果が出ないということは、先端的な研究にはよくあることだと思う。
 しかし、人類的な利益のためには、先行的な投資も必要だと思う。