感動!のど自慢イン北京(9月22日)

 私にしては珍しく、日曜日の昼に自宅でテレビを見ながら、家族と食事をした。
 NHKの「のど自慢大会」である。今回は、日中国交正常化30周年を記念して、北京市の北京展覧館劇場で行われた。生放送である。
 日本人・中国人それに韓国人の25組が自慢のノドを披露した。自国の歌や相手国の歌を、日本語や中国語で、恋人や家族、留学先でお世話になった人を思いながら2,000人の聴衆の前で歌った。ともに肩を組みながら、笑った、応援した。
 60歳で中国に工場を建設した中国鞍山生まれの日本人男性、58歳で中国語の研修にきた日本人男性、中国の公園で知り合った子育て中の日本人奥さん5人組、韓国人のルームメイトと日本の歌を歌った日本人学生など、国交正常化30年の間の日中両国民の交流を事実で示していた。
 私も、5年前、日本人残留孤児の調査ために中国東北部に行った際に、水も十分に出ないホテルの食堂で勧められて『北国の春』を歌ったら、居合わせた中国人達と大合唱になったことを思い出した。
 妻が私の両親の敬老の祝いに注文したダッタンそば(普通のそばよりもルチンが100倍多く、血液の流れを良くするという。)のお相伴にあずかりながら、日中国交正常化の成果に感動していた。
 先日、小泉総理と金正日国防委員長との間で国交正常化交渉を再開することで合意した。拉致死亡疑惑など不透明な課題は大きいが、東アジアの安定と平和のためには、日朝国交正常化が必要条件であることは、論を待たない。
 日朝両国民が理解し合い、いつか、肩を組み、安心して歌の歌える日の来ることを願う。