横浜国際港都建設審議会 第1回部会 第1部会(少子高齢化関連)について意見を述べました。(6月21日)
 和田たくおは6月21日に行われた、横浜国際港都建設審議会 第1回部会 第1部会(少子高齢化関連)について意見を述べました。

《出席委員》
  福田幸男委員(部会長) 今井三男委員、奥山千鶴子委員、小玉亮子委員
  高梨晃嘉委員、千葉信行委員、寺澤松道委員、藤井紀代子委員
  山田睦子委員、和田卓生委員

〈欠席〉
  小川智也委員、齋藤史郎委員、樋口美雄委員

 以下は議事の抜粋になります。

【議事】

 部会長
 
 この部会は第1部会になりますが、今日の審議は、ある意味では頭出しということでありまして、部会で検討していく課題について、ご意見をいただきたいと思います。
 今、事務局から説明がありましたとおり、これからの20年の中で、横浜が大きく変わっていくであろうということ、それはいろいろな資料から想定されます。人口構造が変わってくる、世帯あるいは家族もかなり多様化してくる、それから青少年を取り巻く環境も大きく変わってくるだろうと。団塊の世代、私もそうですけれども、その退職や高齢者の増加というのが、これは実際に目の前に迫っていて、それから、いろいろな今後の市民生活における不安等も出てくるだろうと。そういう中で、今後の予測値を交えながら、この部会としては、子育て問題、青少年の問題、福祉の問題、それから保健や医療、雇用・就職の問題、さらには教育の問題と、かなり多岐にわたってまいりますけれども、これらについて主として議論をしてまいりたいということでございます。他の部会にまたがるケースも実際には起こってくると思いますが、そのときには部会間で調整を図るという形で、解決させていただきたいと思います。
 それから先ほども説明がありましたように、基礎的な資料につきまして、もし今後の議論の中で、どうしても必要だということがございましたら、事務局の方にぜひお申し出下さい。やはり基礎資料といいますか、具体の資料をもとにして議論しておかないと予測がたちにくいし、議論もなかなか詰めにくいというところがあります。そこら辺はぜひ遠慮なく、お申し出ていただければと思います。
 それでは先ほども申し上げましたように、今日は第1回目という事で、この第1部会で特にこういう問題を取り上げていったらというようなことがありましたら、遠慮なく、お出しいただいて、今後の検討課題ということで整理をさせていただきたいと思っております。何でも結構ですので、ぜひこれはというところから意見をお出しいただければと思っております。いかがでしょうか。

 和田委員
 
 論点として、今まで役所でやっているものというのは、どちらからというと外側から見ている部分が多くて、それよりも横浜に住んでいる人間のライフステージの観点からとらえていく必要も、1つあるのではないかという気がしますね。例えばゼロ歳児から3歳のお子さんを抱えているご家庭はどうなのかなとか、小学生のご家庭だったらどうなのか、働き中に人はどうなんだと。それが終わって後どうなっていくのかどうかというような、そういうライフステージの観点から考えていく必要もあるんじゃないかなと思います。高齢者云々とありますけれども、医師会でも健康面で、70歳だったか72歳だったかちょっと忘れましたけれども、そういう形で、肉体的なものを1つの尺度にして考えているということもありまして、そういう観点も必要なんじゃないかなという気がいたします。
 それともう1つは、高齢者98万人と一言で言いますけれども、でも横浜の場合は、今でも地域によって格差がございますけれども、もしかしたらそれがさらに地域格差で、地域コミュニティのありようというのが相当変わってくるのかも知れないなと。
  だから一律に横浜全体で、データでどうなんだという見方も必要かも知れませんけれども、もう少し、地域アイデンティティみたいな発想でとらえていく必要もあるんじゃないかというふうに考えます。


 部会長
 
 この、地域の問題は横浜市ではいつも話題になります。区がたくさんあって、いろいろな特徴を持っていると、それを一括して、横浜市というくくりで論じていいかどうかと。ですから、20年の長期スパンで考えていくときにも、ひとくくりではなくて、ある程度その地域特性を想定した上での話というのも必要になってくるかもしれないですね。

 和田委員
 
 この少子問題もそうですし、それからフリーター、ニートの問題も改善しなきゃいかんと。子どもを増やさなきゃいけないとか、ニート、フリーターをなるべく減らした方がいいだろうという考え方で、じゃ、それで具体的にどうやっていくのかという発想が一つですね。
 しかし、このフリーター、ニートというのはいろいろな問題を含んでいて、そう簡単に常雇用になるということでもないわけです。そうすると、そういうことを前提にして、社会制度をどういうふうに対応していったらいいかという発想と、おそらく2つの考え方があるのではないかと思いますね。これは非常に難しい話で、ここの部会で、それがどっちということも、おそらく決めきれないだろうと。場合によっては、方向性が2方向みたいなことになる可能性もあるのかなと思いますけれども、私は必ずしも、もちろん少子化ですから、実は毛女性にお願いするしかないと。
 産む権利というのは女性にあるというふうに私は思っていますので、女性がどうしたら産むという気になるかということだろうと思ってはいるんです。
  ただ、それもやはり社会的な制約立ちか、いろいろな生活観、世界観、価値観の問題も絡んできますから、ある程度それを是とした、横浜における社会システムみたいなものも考えていかないと、20年後には対応できないんじゃないかと、そんな思いもしております。


 部会長
 
 ありがとうございます。時間の関係もありまして、今日はエンドレスにはいかないものですから、頭出しとして、ぜひこういう問題を取り上げてほしいとか、あるいは取り上げてみたいということがありましたらお願いします。

 和田委員
 
 就労の問題、それから少子高齢化という人口問題を考えた上で、横浜は外国人のこども、これはやはり考えていく必要があるのではないかなと思います。外国人にどの様に生活していただくか、どれくらい受け入れるかということも含めてなんですけれども、やはり外国人問題は必要なんじゃないかと思います。
 それから、せっかく横浜でやっているわけですから、横浜らしさというものが、やはりどこかしらに出てくる必要があるのだろうなと思います。頭の片隅にそれを考えながら、やっていく必要があるんじゃないかと私は思っています。

 少子高齢化を考える上で、結局情報流通の問題を検討しておかないと、高齢者の方の生活も含めて、それからお子さんをお持ちのご家庭も含めて、やはり情報流通の事も検討しておかないと、これから社会をどう生きていくかという上では、特に横浜の場合、情報流通が他都市に比べて、今ちょっとおくれていますので、そこら辺も検討する必要があるんじゃないかと思います。


 部会長
 
 今日は第1回目ということで、頭出しということで、ご議論いただきました。ほんとうにありがとうございました。
  この第1部会は少子高齢化を議論しますが、実際にはなかなか難しいというのが素直なかんそうで、一体どういうふうにまとめて良いのか、考えただけでも恐ろしくなってきます。
  とりあえず、先ほども出ましたとおり、横浜らしさというのを一方で置きながら、この問題に積極的に取り組んで、少しでもいい議論ができればと思っておりますので、ぜひ、今後とも審議に積極的にご参加いただけたらと思っております。