自然エネルギー発電の調査。(08/03)

 8月3日・4日、国内最大級の風力発電施設である宗谷岬ウインドファームと国内最大級の太陽光発電である稚内メガソーラープロジェクトを調査してきました。

 稚内市は、年間平均風速が7m/sという風力発電に適した地域です。宗谷岬ウインドファームは、平成17年に稚内市の市有地に57基の風力発電施設が設置され、稚内市内の電力需要の70%に当たる57,000KWを発電できる設備です。稚内市ではそのほかに、市営4基を含む17基の風力発電が稼働しており、合計出力は、76,355KWとなり、稚内市内の電力需要の85%に相当する電力が風力発電により発電されています。

 宗谷岬ウインドファームを経営しているMユーラスエナジー宗谷の話によると、総事業費は120億円かかったが、現在では黒字経営になっているとのことでした。
 一方、稚内市には、NEDOが5年間の実証実験のために市有地に建設した設備容量5,020KW という我が国最大級の太陽光発電施設があります。敷地面積14haに太陽光発電パネル28,498枚を設置し、更に電力供給の安定化を図るためにNAS蓄電池を配備した太陽光発電施設です。この施設を実証実験の終わった23年度より稚内市がNEDOから無償譲渡を受け、現在では稚内市が運営をしています。年間2,000万円程度の黒字になる予定とのことでした。

 これらの調査を通して、自然エネルギーによる発電を発展させるためには、1日も早く電力の固定価格買取り制度を確立させる必要があると、関係者の方々が主張されていたのが印象的でした。