障害者職業リハビリテーション事業所
      「就労サポートセンター・ミラソル」(11月)

 障害者の就労について高い実績をあげている沖縄県那覇市の「就労サポートセンター・ミラソル」の活動を調査するため、平成21年11月に訪問しました。「就労サポートセンター・ミラソル」は、3年半で、障害者79名を就職させています。知的障害48人・精神障害26人・身体障害2人・発達障害2人・高次脳機能障害1人です。
 沖縄県は、常時失業率が8%という就業の難しい地域で、「就労サポートセンター・ミラソル」が企業実習などの職業リハビリテーション開始から平均3カ月〜6カ月で就労移行を実現しているというのは驚きでした。
 「就労サポートセンター・ミラソル」は、NPO法人ミラソル会が運営していますが、通所者の8割は重度判定を受けている人だといいます。しかし、障害者の自立とは働くことだとして、就労希望の障害者を企業で通用する人材に育てています。
 社会生活の準備性の上に企業で働く準備性を具えるため、企業での実践訓練と16項目の学習を行う。就労希望者の夢をジョブコーチが聞き、特性に配慮してジョブコーチが企業開拓をする。職務分析・作業構築から就労定着後の1年2カ月以上に亘ってジョブコーチが支援します。就職先も沖縄県内の大手企業にも多く就職しています。
 NPO法人としての経営も成り立っているとのことでした。
 『就業の厳しい沖縄でこれだけの障害者が就労できるということは、国内どこでももっと障害者は就労できる』という一杉氏の言葉に、就労希望者を絶対に就労させるのだという強い熱情が伝わってきて、感動しました。